福井に埋もれそうだった

福井に埋もれそうだった

福井へ戻り早くも4ヶ月目に突入しております。

福井は自然豊かで実家の家族もいて安心感が半端ない。

でも人間って不思議でむくむくと現状に不満を作り出していく。

ネガティブじゃなくて自分との対話であったり自分の在り方を見直したいタイミングってだけの話だと思ってます。

常に自分の心地よさを頼りに生きていきます。

お産と関わるものとして健康で、ニュートラルでいることはとっても大切で、だからセルフケアは欠かせないんです。子育てをしているお母さん、妊娠中の女性、大好きな仕事を一生懸命している人、病気と向き合っている人、みんな同じだと思います。

7月後半から始まったお産は、ご安産が続きたくさんの笑顔に出会えました。

夜中にスタートするお産がほとんどでしたが、昔の私のように夜中に電話が鳴っても、お産が進んできても、少しばかり赤ちゃんの心音が乱れても、心臓が縮こまることはありませんでした。もちろん嘱託医療機関でお産をさせてもらえる環境や助産師さんのサポートといったありがたい環境があるからこそですが、それだけではなく2月の自宅出産の時のように自分の中の穏やかさが常に保たれていました。

織田涼子助産師の在り方から、女性を心の底から信頼する姿勢を学びました。その上でオステオパシーを通して学んだことが初めて活かされます。

そして、7月8月のお産を全てサポートを終えて気づきました。

なんで私は自分の母からそこを学べなかったの?

というのも、少し前にそんな話を母としていて、あ、私のお母さんもお産が大好きで大好きでずっとこの仕事をしてきた人だ!と当たり前のことにやっと気づきました。

一番近くにお手本がいたんだ!

なんで私はこんなに遠回りしたんだ!?

 

その理由は簡単ですね、私が自分では何もできないのに親に甘えていて未熟だったから。それに尽きます。

一旦親元を離れて大変な経験をしないと、学びを得ることができなかったんだろうなぁと思います。

ありがたい環境に感謝さえできない心と身体だったんですね。これも二代目あるあるですか?

その癖不満は人一倍。はぁお母さんお父さんこんな私でごめんなさい。

感謝は謝る感情だよと、昔友達が教えてくれました。なっるほど!友達は看護師時代にヤクザの患者さんから聞いた言葉らしい!なんか深くて重いな(^^;;

はい、私の恥ずかしい話は置いておいて、お産の話をさせてください。

 

お産の時、自分の呼吸に集中して全身で赤ちゃんの通り道になる産婦さんをは本当に美しい。

真似しようと思ってもできない!そんな滑らかな動きできない。だってそれは赤ちゃんの声を聞きながら羊水の動きを感じながら、全身の膜の連動を感じながら、自然な陣痛を受け止めながら、呼吸で赤ちゃんに道しるべを与えながら、全ての力を、生み出すパワーに変換させている産婦さんだからできる動きなんですね。

本当に感動しました。見たままをお産準備クラスに参加してくれている皆さんに伝えようとしたんですけど、私の動きと産婦さんたちの動きと比べるとカスッカスで、こんなに体現できないものかと笑えました!

お産を終えた直後に、お産、全然辛くなかったです!と満面の笑みでおっしゃられました。

嬉しい限りです!

自分の身体と心の感度を上げて、どこまでもしなやかに強く伸展させて、お産に臨んでほしいと願います。

帝王切開を予定している人も、痛みへの恐怖から計画無痛分娩を予定している人も。全ての全ての女性へ。

 

あなたの心と身体の感度を上げて、ホルモンシステムを完璧に整えて、感謝とオキシトシンとおっぱいが湧き出る身体へ準備していきましょう!

 

ささした助産所は冬、春と続々とお産の予定が入ってきています。

 

会えるのを楽しみにしています!

 

今日もコツコツお産準備🎵

 

 

 

 

優姫

 

 

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